アトライズヨドガワでは、様々な電子製品の開発サポートを行っています。
こちらの記事では、 IMT(挿入実装技術)のメリットについてご紹介いたします。
IMT(挿入実装技術)とは
IMTは電子部品をプリント基板に空けたスルーホールに電極リードを挿入してはんだ付けする工法です。
はんだ付けする面積が多いく、はんだ付け部が強固になっているため、自動車など高温になり熱膨張が発生する使用環境や、
航空機にように高度によって基板の寸法が多少変動する使用環境で信頼性が必要な場合に使用される傾向があります。
SMT(表面実装技術)が主流になる中で、 IMT(挿入実装技術)がなくならない理由
プリント基板の高性能化に伴い、SMT方式が主流になる中で、IMT方式が未だに利用されるのには、はんだ結合部が強固で、信頼性・耐久性に優れているという理由があります。
例えばコントローラーのアナログスティックユニットはプリント基板にIMT方式にて実装されています。
これは、複数のスルーホール接合で土台が固定されているからこそ実現できる実装方式で、
常に上下左右方向に力が加わる場合にSMT方式では耐久性がもたないため、IMT方式が採用されています。
このように、IMT方式はより過酷な使用環境・使用用途で今後も残っていくと考えられます。
電子製品の開発のことなら、アトライズヨドガワにお任せください!
今回は、 IMT(挿入実装技術)のメリットについてご紹介いたしました。
当社では、電子製品の開発サポートを行っています。
事例も多数ございますので、お気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!