アトライズヨドガワでは、様々な電子製品の開発サポートを行っています。
こちらの記事では、チップマウンターの種類についてご紹介いたします。
チップマウンターとは
チップマウンターとは、プリント基板の表面に電子部品を配置する機械です。
カメラでプリント基板の位置を認識して、電子部品を正規位置まで運び、プリント基板上にマウント(載せる)します。
最近の電子部品は大きさが非常に小さく、手作業で扱うには限界があるため、チップマウンターでの配置が必須となっています。
チップマウンターの種類
チップマウンターには、モジュラータイプと、ロータリータイプの2種類が存在します。
それぞれの仕組みが下記の通りとなります。
▼モジュラーマウンター
モジュラーマウンターは、電子部品の吸着ヘッドがX、Y方向に移動して電子部品をマウントする装置で、ロータリー式と比較すると機械の大きさがコンパクトに出来るのが特徴です。
X、Y方向への移動プログラムを変えるだけで、様々な電子部品をマウント出来る事から、多品種少量生産の現在にあった装置といえます。
ロータリー式と比較すると、一度にマウント出来る電子部品の量は少ないですが、汎用性の高さから現在主流となっている方式です。
▼ロータリーマウンター
ロータリーマウンターは、電子部品を吸着するヘッドが複数装備されているロータリー装置が回転運動をして、電子部品のマウント位置まで移動し、実装を行います。
一度に複数の電子部品をマウントできますが、装置自体が大型になり、さらにプリント基板ごとにマウント位置を配列しなおす必要があるなど、セッティングコストがかかるのがネックとなっています。
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今回は、チップマウンターの種類についてご紹介いたしました。
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