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こちらの記事では、LCD(液晶ディスプレイ)の特徴についてご紹介いたします。
LCD(液晶ディスプレイ)とは
LCDディスプレイとはLiquid Crystal(液晶) Display(ディスプレイ)の略で、液晶ディスプレイの事を指します。
液晶は、電圧が加わると分子の向きが変わり、光の屈折の方向が変わります。この分子特性を利用して後ろからバックライトで照らし、様々な色表現を行っている表示装置を液晶ディスプレイといいます。
LCD(液晶ディスプレイ)の特徴
LCD(液晶ディスプレイ)の他に将来的に主流になる可能性があるディスプレイとして、LED(Light Emitting Diode)ディスプレイがあります。このLEDディスプレイと比較した場合、LCDディスプレイの特長には以下の特があります。
▼安価で生産できる
LCDディスプレイは2000年頃から生産が盛んになった方式で、生産体制、技術も成熟している事から安価に生産することができます。
▼消費電力が高い
LEDディスプレイと比較すると、同じ明るさを実現する際の消費電力は、LCDディスプレイの方が高いです。これはLEDのエネルギー変換効率が非常に高い事が要因となっています
▼寿命が短い
LCDディスプレイの寿命は、LEDディスプレイと比較すると短いというのが一般的です。
LCDは明るくするためにバックライトが必要ですが、常時点灯している状態になるため、寿命がLED方式と比較すると短くなっています。
▼輝度が低い
LCDディスプレイの輝度はLEDと比較すると、低いです。これはバックライトを使用するLCD方式に対して、LEDディスプレイは素子自体が発光するためです。
▼画面焼き付きがない
LEDディスプレイは長時間動きのない映像を表示し続けると、LED素子が劣化して画面の焼き付きが発生しますが、LCDディスプレイはバックライトで輝度を出しているため、焼き付きの発生が起こりにくくなっています。
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今回は、LCDの特徴についてご紹介いたしました。
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