アトライズヨドガワでは、様々な電子製品の開発サポートを行っています。
こちらの記事では、LCD（液晶ディスプレイ）の種類についてご紹介いたします。
LCD（液晶ディスプレイ）とは
LCDディスプレイとはLiquid Crystal（液晶） Display（ディスプレイ）の略で、液晶ディスプレイの事を指します。
液晶は、電圧が加わると分子の向きが変わり、光の屈折の方向が変わります。
この分子特性を利用して後ろからバックライトで照らし、様々な色表現を行っている表示装置を液晶ディスプレイといいます。
LCD（液晶ディスプレイ）の種類
LCD(液晶ディスプレイ）の種類には下記の方式があります。
▼TN方式
TN方式は液晶素子のねじれ現象を電圧で制御して、光の透過量を調整し、色の表現を行う方式です。
低コストで生産でき、応答速度も速い事から安価な液晶ディスプレイに使用される事が多い方式ですが、視野角が狭くコントラストが低いといった欠点もあります。
▼VA方式
VA方式は電圧を加えない状態だと、黒を表示し、電圧が加わると白色を表示する液晶ディスプレイです。
黒の表現力が高いため、コントラスト比が高く視野角もTN方式よりは広くなっています。応答速度は、TN液晶と比較すると遅くいです。
▼IPS方式
IPS方式は電圧を加えると液晶分子を平行方向へ回転させる事で、色の表現を行う方式です。
視野角が非常に広く、色の表現が鮮やかに見えますが、応答速度が遅く、また他の方式より生産コストが高めです。
センサ等、非接触デバイスのことなら、アトライズヨドガワにお任せください！
今回は、LCDの種類についてご紹介いたしました。
当社では、フィジビリティ検証を通して、お客様のイメージに最適な提案を企画〜開発〜量産までサポートします！製品事例も多数ございますので、お気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました！