アトライズヨドガワでは、様々な電子製品の開発サポートを行っています。
こちらの記事では、片面基板・両面基板・多層基板の違いをご紹介いたします
片面基板
片面基板は、プリント基板の片面のみに電子部品や配線があるものです。
比較的単純な機能や信頼性が必要な電子機器に用いられる傾向があります。
配線の立体交差などの複雑な事ができないため、部品点数が少なく、低コストで実現できる単純な電子回路に用いられる基板仕様となっています。
両面基板
両面基板は、プリント基板の表裏両面を使用し、電子部品、配線をレイアウトする基板の仕様です。
基板に穴をあけて裏面の配線に繋げる事や、片面基板より複雑なレイアウトを実現する事ができます。
また基本的に基板の機能・配線が見えている部分で完結するため、多層基板と比較するとメンテナンス性に優れている一面があります。
多層基板
多層基板は、銅箔と絶縁層を1セットにして、これらを何層も重ねていき非常に複雑な配線パターンの実現を可能にした基板仕様です。
両面基板でも実現できない複雑な機能や、モバイル機器のような筐体自体に初めから面積的な制約があるものについては、特に有効とされる基板仕様です。
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今回は、片面基板・両面基板・多層基板の違いについてご紹介いたしました。
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