アトライズヨドガワでは、様々な電子製品の開発サポートを行っています。
こちらの記事では、近接センサの種類と原理についてご紹介いたします。
近接センサとは
近接センサとは、非接触センサで物体の接近を検出するセンサの事です。
特に静電容量センサは、静電容量の変化によって物体の接近を検出するため、比較的安価で生産する事ができ、かつ長寿命となっています。
近接センサの種類と原理
▼静電容量型センサ
静電容量型センサは、センサと被検出物の間の静電容量(電荷の量)の変化を検出し、物体の接近、離反を判定するものです。
物質が近づくと、プラスの電荷が増加するので、この変化量をセンサにて捉え、検出距離として算出します。
▼高周波発振型センサ
高周波発振型センサは、センサから高周波を出して、その振動の変化量を検出し、物体の接近、離反を判定するものです。
センサが発する高周波を被検出物が受け取ると、電磁誘導により電流が発生し、導体の抵抗により熱エネルギーに変換されます。
この際、センサの発振(振動)状態が低下するため、その変化量を検出して、物体の検出距離を算出します。
▼磁気型センサ
・物理スイッチタイプ
元々オフ状態になっている物理スイッチを、磁界を近づけることでオンにするものです。
反対に磁界を遠ざけると磁力が弱まり、物理スイッチ部のばね抵抗によって接点が離れてオフになります。
・磁界センサタイプ
センサから磁界を発生させて、その中で電流を流すと垂直方向に電圧が発生します。
この現象はフレミングの左手の法則に基づいています。
その電圧量の変化を捉えて、物質の接近・離反に算出を行います。
実際の開発事例
アトライズヨドガワでは静電容量方式による、近接センサ「どこでもタッチ」のデモ機を動画でご紹介しております。
是非、下記URLよりご覧ください!
https://www.youtube.com/watch?v=8fcAzIfKbqA
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今回は、近接センサの種類と原理についてご紹介いたしました。
当社では、フィジビリティ検証を通して、お客様のイメージに最適な提案を企画〜開発〜量産までサポートします!
製品事例も多数ございますので、お気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!