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こちらの記事では、IoTセンサの種類についてご紹介いたします。
IoTセンサの概要
IoTセンサは、管理したい対象の機器・環境などの状態の情報を収集し、インターネットを通じてその状態をいつでも・どこでも監視・確認でき、適切な処置を行うための、情報収集センサです。
IoTセンサによって人力では難しかった24時間体制で状況の監視を一括で行うことができ、また異常値検出の際には自動で適切な処置を行う事もできるため、様々な分野で活用されています。
IoTセンサの種類
▼人感センサ
人感センサは、人体から発せられる熱を赤外線測定器などで検知し、それに応じた機器のトリガー(起動のきっかけ)とするものです。
照明の自動点灯や、防犯カメラの自動通報、自動車運転支援の人体の判定などに用いられています。
▼温湿度センサ
温湿度センサは、空中の温湿度を測定するセンサです。温度を測定するには、異なる素材の金属を繋いで接合部に発生する電圧(熱電対)を測定して温度に変換します。
湿度は湿度の変化に順じて静電容量の変化が発生する特性から、静電容量センサを用いて測定を行います。
▼加速度センサ
加速度センサは、ばねの先に繋がった錘が、加速が加わると位置移動するその距離と時間を用いて加速度を算出します。位置変化の量は静電容量センサや、電気抵抗を用いて測定を行います。
▼ジャイロセンサ
ジャイロセンサは、傾きや、角速度を測定するセンサです。
回転する物体に生まれるジャイロ効果やコリオリの力を利用して測定を行っています。
最近では、ドローンの姿勢制御やスマートフォンの「手前に傾けてスリープ解除等に用いられています。
▼音センサ
音センサは、音波による空気の振動をマイクで検知し、マイクのダイヤフラムで発生した振動を電気信号に変換して音の大小等を判定します。
▼圧力センサ
圧力センサは、半円形に伸縮するダイヤフラムの変化量を測定し、電気信号に変えて測定を行う仕組みです。
ダイヤフラムの変形に応じて電気抵抗値や静電容量が変化するため、その変化量を捉えて測定を行います。
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今回は、IoTセンサの種類についてご紹介いたしました。
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