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こちらの記事では、ミリ波レーダーの検出方式についてご紹介いたします。
ミリ波レーダーとは
ミリ波は、周波数帯30〜300GHzという非常に高い周波数の電波のことです。
波長にすると1〜10mmになることからミリ波という名前が付いています。
ミリ波レーダーは、波長の短い電波の特性を活かして、対象物までの距離や水平角度などの位置情報、相対速度を高精度に検知し測定するレーダーです。
ミリ波センサとも呼ばれています。
高精度の検知が可能なことから、自動車や産業機械など様々な分野で活用されています。
ミリ波レーダーの検出方式
▼FMCW方式
FMCW方式は、送信する周波数を毎回変えながら何回も送信し続け、ミリ波が物体に反射して返ってきた際にその周波数が何秒前に発信されたものかを判定し、電波の速度と跳ね返って来た時間を計算して物体の距離を検出します。
▼パルス方式
パルス方式は、電波を一定間隔で一度だけ送信し、その電波が返って来た際に時間と速度から距離を測定する方式です。
周波数はFMCW方式と比較すると、高い周波数が使用されています。
FMCW方式は周波数が低く、近距離向きの方式のため、自動運転システムで採用されています。
一方で、パルス方式は船舶や航空機等で使用されているような大型の装置が必要となるため高コストとなっています。
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今回は、ミリ波レーダーの検出方式についてご紹介いたしました。
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