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ミリ波レーダーとカメラの違い

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アトライズヨドガワでは、様々な電子製品の開発サポートを行っています。

こちらの記事では、ミリ波レーダーとカメラの違いについてご紹介いたします。

ミリ波レーダーとは

ミリ波は、周波数帯30〜300GHzという非常に高い周波数の電波のことです。

波長にすると1〜10mmになることからミリ波という名前が付いています。

ミリ波レーダーは、波長の短い電波の特性を活かして、対象物までの距離や水平角度などの位置情報、相対速度を高精度に検知し測定するレーダーです。
ミリ波センサとも呼ばれています。

高精度の検知が可能なことから、自動車や産業機械など様々な分野で活用されています。

ミリ波レーダーとカメラの違い

ミリ波レーダーは電磁波の反射を元にして、対象物との距離や方向を判定する装置です。


これに対してカメラは撮影した映像情報を元に色や形状、温度などを基準に判定を行う装置です。

ミリ波レーダーは天候の変化や夜間などの視覚的な環境が悪い状況でも使用出来るのに対して、カメラは逆光や夜間などの対象物の光の反射が届きにくい環境では専用の赤外線カメラなどが必要となります

また、距離の測定を行うには複数のカメラが必要で、同時に対象物を捉えて三角関数を用いて距離の測定を行います。

センサ等、非接触デバイスのことなら、アトライズヨドガワにお任せください!

今回は、ミリ波レーダーとカメラの違いについてご紹介いたしました。

当社では、フィジビリティ検証を通して、お客様のイメージに最適な提案を企画〜開発〜量産までサポートします!

製品事例も多数ございますので、お気軽にお問い合わせください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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