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こちらの記事では、非接触センシング技術の比較分析:静電容量式、誘導式、光電式、超音波式についてご紹介いたします。
非接触センシング技術の比較
▼静電容量式
静電容量式は、静電容量(電荷の量)の変化を検出する方式です。
ノーマルの状態の静電容量に対して、物体が測定対象に接近・接触すると静電容量の変化が発生します。その変化量に応じて物体の接近・接触などの検出を行います
▼誘導式
誘導式は、検出コイルで磁界を発生させ、また発信回路によって交流電流を出力します。
これを検出回路で周波数測定して正常時の値を記憶させます。金属物質が接近すると電磁誘導により周波数に変化が生じますので、これをセンサでとらえて物体の接近と接触を判定します。
▼光電式
光電センサとは赤外線や目で見る事の出来る可視光線を発光部から常に発射し、受光部で受け取る光量に変化があった際に、それを物体の接近・接触として検出する方式です。
▼超音波式
超音波式は、光電センサとは赤外線や目で見る事の出来る可視光線を発光部から常に発射し、受光部で受け取る光量に変化があった際に、それを物体の接近・接触として検出する方式です。
実際の採用事例:駐車カウントシステム

従来の駐車カウントシステムは電磁気式や光学式センサーを使用し、電源供給や配線が必要なため、設置やメンテナンスのコストが課題となっていました。
これに対し、無電源センシング技術を活用した新たなシステムでは、静電容量センサを採用することで、電源や配線なしで駐車状況を検知できます。
これにより、設置や維持の負担が軽減されるだけでなく、耐久性や防水・防塵性にも優れ、屋外での使用にも適しています。さらに、小型軽量で低コストなため、導入しやすい点も特徴です。
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今回は、非接触センシング技術の比較についてご紹介いたしました。
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