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こちらの記事では、静電容量検知の原理と具体的なメリット・デメリットについてご紹介いたします。
静電容量検知とは
静電容量センサの原理は、何も測定対象が無い状態での外部電極と内部電極の電極間の静電容量(電荷の量)を測定しておき、その電荷の量に変化が現れた場合、測定範囲への「物体の侵入」として検知を行います。
静電容量検知のメリット
センサとして静電容量(電荷の量)の変化さえ捉える事が出来ればよいため、測定対象にセンサ部が触れる事がなく、物質的な純度にも影響を与えないという事が一つのメリットとしてまず挙げられます。
またセンサ部へ何かが触れる事がないという測定方式であるため、耐久性が非常に長く、かつ不特定多数が利用するシーンにおいても、衛生的な環境を維持する事ができます。
静電容量検知のデメリット
静電容量の変化量を見る事で対象物の接近を検出しているため、電気を通さないゴムのような絶縁体は検出する事ができません。
また、微妙な静電容量の変化をセンサ部で検出するため複雑なICが必要となり、フロート式液量センサのような単純構造のセンサと比較すると、どうしてもコストが高くなってしまいます。
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今回は、静電容量検知の原理と具体的なメリット・デメリットについてご紹介いたしました。
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