アトライズヨドガワでは、様々な電子製品の開発サポートを行っています。
こちらの記事では、多様化する非接触インターフェース技術と静電容量センサの役割についてご紹介いたします。
静電容量式から赤外線、超音波まで:主要な非接触(タッチレス)センサ技術の比較
非接触センサ技術には様々な手法がありますが、現在利用されている代表的な方式の特徴が下記です。
検知原理 | 検知距離 | 精度 | 耐環境性(光、埃、水、温度) | コスト | |
静電容量方式 | 静電容量(電荷量)の変化 | 数十センチ | 高い | 強い | 数万円程度まで |
赤外線方式(PIR/アクティブ) | 赤外線の色・状態変化 | 20メートルぐらいまで | 普通 | 弱い | 数万円程度まで |
超音波方式 | 超音波の反射 | 10mぐらいまで | 普通 | 強い | 数万円程度まで |
光学式 | 光の反射 | 数メートルぐらい | 普通 | 弱い | 高級機は数十万円 |
公共空間・産業現場のタッチレス化を支える静電容量センサの導入メリット
当社の静電容量センサは下記のような特長がございます。
・アトライズモジュールを貼り付けるだけで静電容量センサとして測定できます。
・センサ電極のサイズがコンパクトです。
・様々な導電性材料に対応しています(金属・カーボン・導電性布)。
ジェスチャー認識から空中ディスプレイまで:次世代非接触インターフェースと静電容量センサの可能性
静電容量センサの可能性については日々研究開発が進んでいます。
なかでも空中で操作できる空中ハプティクス・ホバー操作の分野は様々な試作機が登場しており、活躍を期待されています。
人体が静電センサに接近するだけで静電容量の変化は発生するため、スマートフォンのように画面に直接触れずとも数センチ離れた状態での操作を可能としています。
また、直観的な操作感のフィードバックとして音を同期する等の工夫も行われています。公衆の設備など不特定多数の人体が触れる機械への接触をなくす事で、衛生面向上や機器耐久性向上などのメリットがあるため、今後の活躍が期待できます。
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今回は、多様化する非接触インターフェース技術と静電容量センサの役割についてご紹介いたしました。
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