アトライズヨドガワでは、様々な電子製品の開発サポートを行っています。
こちらの記事では、エネルギーハーベスティングによる無電源センシングの実用化についてご紹介いたします。
センサを動かす環境エネルギー:光・振動・熱・電波による発電(エネルギーハーベスティング)
エネルギーハーベスティングとは、光・振動・熱などによってもたらされる微小なエネルギーをたくさん集めて環境エネルギーとし、比較的省エネルギーの電子機器にて利用するという考え方です。
配線・電池交換不要!無電源センサネットワークの構築事例と応用
最近では電子機器自体の消費電力が少なくなってきているため、エネルギーハーベスティングによる電力供給だけで、稼動できる装置が増えてきています。
例えば、腕の振動動作で発電する腕時計や、ソーラー式の腕時計、また、インターフォンの呼び出しスイッチの摺動動作での発電など、従来は電源配線やバッテリー装置を装備して稼動していた電子機器も、エネルギー効率の改善によりエネルギーハーベスティングだけでの稼動が可能となってきています。
無電源センシング普及への道:低消費電力技術との連携における課題と今後の展望
当社でも無電源センシングを利用した技術として、駐車場の車両検知装置があります。
無電源のため配線の制約がないというのは、設置環境の自由度を大幅に上げ、コスト的にも非常に大きなメリットを生み出します。
しかしながら、まだ発電量の低さがネックとなり利用シーンが限定されていますので、無線電源供給システムの技術改善などと組み合わせる事で、今後より発展が期待される分野だと考えております。
無電源センシング技術の特徴を1冊にまとめた資料を無料プレゼント!

「無電源センシング」の特徴を1冊にまとめた資料を無料でダウンロードいただけます。
センサ等、非接触デバイスのことなら、アトライズヨドガワにお任せください!
今回は、エネルギーハーベスティングによる無電源センシングの実用化についてご紹介いたしました。
当社では、フィジビリティ検証を通して、お客様のイメージに最適な提案を企画〜開発〜量産までサポートします!
製品事例も多数ございますので、お気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!